「マイ・フレンド・メモリー」(1998)です。
泣ける映画系はあまり見ないのですが、例によって夫のお気に入りの1つという事で、鑑賞。
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トレヴァー・ジョーンズが手がけた音楽がとても良い。らしい。
私は音楽は家で流れているのを聞いていたのですが、実は映画を見るのはこれが初めて。
大きな体格の少年マックスは学習障害を持ち、性格も内気。父親が殺人の罪を犯した過去を持ち、同級生からはいじめられる毎日。
新しく隣に引っ越してきた少年ケヴィンは小柄で難病を抱え、松葉杖がなければ歩くのも困難。でも快活な性格で成績も優秀。
ひょんなことから全く正反対の2人に芽生える友情。様々な困難を協力して乗り越え、親友となる2人だったが、ケヴィンに残された時間は、残りわずかだった…。
なんとケヴィンを演じた男の子は、 キーラン・カルキンではないですか。マコーレー・カルキンの実の弟で、顔も私からしたらソックリ。でも弟の方が演技は上手かも。。顔も可愛いし。
これ、とっても素敵な映画でした。古き良き、子供の友情を描いた物語。最近、こういう映画は少なくなってきましたよね。今やハリウッドでは、スーパーヒーローものや大がかりなエフェクトのかかったものが大半。
実は「Freak the Mighty」という本が原作になっていて、映画の方も、「The Mighty」というのが原題。“Mighty”って、「力強い」とか、「偉大な」、という意味です。映画の中でも、アーサー王の物語の音読から2人の交流が始まっていますし、所々、アーサー王に出てくる騎士たちの誇り高き姿が、映画のストーリーに差し込まれていたりします。
自分の寿命が短いと悟ったケヴィンの、人生観でしょうか。
胸を張って生きたケヴィンに感銘を受けたマックスが、自ら物語を書き始めるのが良いですね。
こうなるんだよなぁ、と分かっていても、そのシーンが来るとウルっときてしまう。たまには泣ける映画も良いですよね。
夫曰く、作曲家のトレヴァー・ジョーンズさん、オリジナルの「ダーククリスタル」(1982)も手がけていたそう。私はあまり興味がないのですが、夫の大好きな映画です。空想上の生物のパペット達がアニマトロニクスで動く、ダークファンタジーものです。
興味がないというか、何とか族、何とか族、っていっぱいあるし、パペットもちょっと気味悪いし、まだちゃんと相手にしたことがない。食わず嫌いでしょうか。機会があれば、きちんと見てみようかと思います。2019年にNetflixで前日譚が公開されましたしね。見てませんが。
話は逸れましたが、「マイ・フレンド・メモリー」。この邦題はありきたりだけど、まぁ悪くない。
今週も頑張りましょう。もうすぐクリスマス3連休。待ちきれん。
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