アメリカの会社で社畜女子…からのキャリアチェンジなるか!戦う30代会社員女子の場合。

別の記事でも書いている事ですが、私は今の会社ではかなり就業時間が長い方です。一日平均11.5時間、プラス土曜日の5時間。これが1年以上続いています。これを社畜を呼ばずに何と呼びましょう?

100%アメリカの会社です。メディア関係という事もあって、コロナが始まって以来、ストリーミング効果で逆に業界はウハウハ状態。私は2年くらい前から部署を移って、以前から興味のあった分野に特化した仕事が出来るようにはなったのですが、忙しさは増すばかり。

主な原因として挙げられるのは、業務が増えているのにも関わらず、人員増加がそれに追いついていないということです。他の部署ではどんどん増えているのに、私の行っている業務は日本語ネイティブが最低条件、しかもローカルで通勤できる人に限られているので、なかなか新しいメンバーが見つからないのです。ロサンゼルスって日本人多いはずですよね?どういう事?さっさと探せ。

1年以上ですよ?人が足りなくて回らないなら、そんなに仕事を取ってくるな!と言いたいところですが、
チームで協力して、結局こなしてしまうところが日本人の性とでも言いましょうか。。悲しいかな。

もしですよ。私が独身で独り身なら、まだ良いんです。仕事好きだし、残業代がたっぷり付くので、働けば働いただけ稼げますし。でもね、結婚しちゃってるんです。ネコも2匹いるんです。

帰ってきてすぐ寝て、朝起きてジョギングしてシャワー浴びてすぐ出勤して、の無限ループ。趣味のない私は、実はこのループが結構好きなのですが、夫はかなり不満げな様子。直接的には言わずに、私が罪悪感を抱くような言い方をして遠回しに抗議してきます。まぁ~そりゃそうですよね。

今の会社で、あと数年は馬車馬のように働いてステップアップしていく予定でしたが、このままこの会社にいても、今後どれくらい給料を上げられるのかな~と少しずつ考えるようになってきました。

2017年から今の会社にいますが、昇給があったのは過去2回。それぞれ大体10%くらいの上乗せです。そりゃ助かりますが、はっきり言って大した事ありません。アメリカで大幅な給料アップをしたいのなら、方法は転職ほぼ一択なのです。周りを見ても、大体4、5年くらい同じ会社にいたら長い方です。早い人は1、2年で別の会社へと移っていきます。

なぜそんなに金、金、うるさいのかと言うと、私の夫が昔から繊細で精神的に不安定になりやすい人だからです。しかも酷い片頭痛持ちなので、夫が急に数か月くらい働けなくなっても、余裕のよっちゃんくらいの稼ぎが私の方にあってほしいのです。。

アメリカ人男性全員に当てはまるとは言いたくないのですが…貯金をしない人って多いですよね?我が家では貯金もクレジットカードも、すべて私が管理しています。それぞれ銀行口座を個人で持っていて、基本的に財布は別なのですが、クレジットカードは私名義のを持たせて、使った分だけ私の口座に振り込むようにしてもらっています。預金口座は夫婦で共有。それとは別に私個人の預金口座も別の銀行で開設してあるのですが、それは夫には内緒にしています。日本の銀行口座も。ふっふっふ。

長くなりましたが、とりあえず、そろそろキャリアアップしなくてはいけない時期なのかな~と悩んでいたところだったのです。1番悲しいのは、今の仕事楽しいけど、将来的に理想的な職場環境ではないのかも、という現実を受け入れてきてしまっている事なんでしょうね。

なんとそんな中、昔の知り合いから仕事の紹介があったんです。こういう会社がこんな仕事ができる人を探しているけど興味はないか?と。

「興味あります!」と二つ返事しました。詳細も知らずに。笑。。ふたを開けてみたら、今の仕事とは全く別の分野。畑違いにもほどがあります。

基本給は今の会社よりは良さそう、でも残業代でかなり上乗せされている今の年収に比べたら低い。福利厚生はかなり良さそう…。仕事内容もちょっと興味はある。経験はほとんどないけど、前に勤めていた会社で少し似たようなことやっていました。大学で専攻していた分野が結構その業種に近いものもあって、私に声をかけてくれたそうですが…大学って何年前の話よ?って感じ。

とりあえず面接行ってきます!自宅からのリモート面接ですが。とにかく私がやってみたいかどうかの前に、話してみたら面接官に幻滅されて、オファーも何もないかもしれませんしね。

オファーがなきゃ給料の交渉も出来ません。経験ないのに上から目線ですみません。アメリカにいると、自然と図々しく、そして厚かましくなります。残業代に頼った働き方はそろそろ卒業したいところです。

ちなみに、残業代が付くのは、アメリカでは「Non-Exempt」といって、時給で働いている人に限ります。Managerなど、もう少し立場が上になると、「Exempt」といって、時給ではなく年収になり、給料が高くなる代わりに、残業代はつきません。

面接を受けるポジションはNon-Exemptなのですが、Managerのポストも同時に募集をしていて、会社との相性が良ければManagerとしての採用もなくはないかも、と知人は言ってくれています。

が、もしMangerになっても、そこまで年収が高くなければ、現場の立場で、そこそこの時給プラス少しの残業をした方が稼げてしまう…というカラクリなんですね。これは中間管理職の罠なのでしょうか。。難しい。

一家の大黒柱への道は、まだまだ遠いようです。
そして引っ越しもしたいのですが…今のところより安い物件は皆無でありんす!

まだまだ戦う30代会社員…また何か変化がありましたらアップデートしていきます。

応援クリックをどうぞ!
にほんブログ村 海外生活ブログ ロサンゼルス情報へ