寒すぎるオフィスで風邪をひく

毎週末に必ず1つは何かを書こうと思っていたのですが、先週は体調が悪く、それどころではありませんでした。。

私の勤めている会社は、オフィスビルの1階と2階を占領しているのですが、大きな窓から常に日が差している1階に比べて、2階は窓も少なく、冷房が良く効いています。私の勤める部署は2階にあるので、寒がりの私にとっては良い環境ではありません。

大抵のアメリカ人は暑がりが多いのか、冷房がガンガン効いたオフィスでも、普通に半袖のポロシャツで過ごしている姿をよく見かけます。私はというと、上着は着たまま、スカーフを巻いて、ひざ掛けをかけて、更に冬にはフカフカのスリッパを履いて仕事をしています。

南カリフォルニアに住んでいるのに…1年のうち、おそらく330日くらいはスカーフかマフラーを巻いています。どういう事。

まあ、とにかく、会社はいつも凍えるように寒いのです。もう慣れましたが。
普段でさえそんな感じなのに、なんと先週、会社の冷房が故障していたんです。しかも、故障で動いていないのなら、まだマシですよ。なんと、温度調節のための温度を測る機能が壊れていたらしく、冷房を強くしてもそのパネルに正しい温度が表示されていなかったのです。

つまり、既に温度は下がっているにも関わらず、温度を下げようとして冷房は吹き続けるわけです。

まさに極寒の地と化しました。しかもビル全体ではなくて、2階の私の部署が働いている部屋だけ、冷房が壊れていたんです。
月曜日に異変を感じ始めたのですが、まぁいつもこれくらい寒いか、と流していました。
しかし、次の日の火曜日も同じように寒く、普段は半袖の同僚が上着を着ていたので、これは確実に何かがおかしいと思い始めました。その夕方には、部署の全員が凍えていました。オフィスマネージャーに苦情を入れたのですが、なんとこんな時に限って、ビルのメンテナンスの部長がバケーションでいないため、修理を頼めないという。。

メンテナンスの兄ちゃん達が自分たちで何とか出来ないかと、ごちゃごちゃ頑張ってくれていましたが、結局何も変わらず。

水曜木曜と、私は本当に死ぬ思いで仕事をしていました。
熱の出る防寒具は会社の安全規定に引っかかるため禁止されているのですが、これは緊急事態だと思い、電気ひざ掛けをこっそり持参、USBを通して熱で温かくなる手袋も駆使して、極寒の地で働き続けました。南カリフォルニアにいるのに…外は28度くらいあるのに…。何かの罰ゲームでしょうか。拷問でしょうか。

もう悲しくなってきて、悲痛の思いでチームのマネージャーに長々と文句のメールを送りつけました。
彼が何か出来る訳でもないのは分かっているのですが、、ただの八つ当たりでしょうね。

金曜日にようやく修理が入り始め、その日の夜に、ようやくいつもの寒さまで気温が戻ってきたのでした。

そしてその週末、私は体調を崩したのでした…。ズキズキとした頭痛に微熱…。肩から背中にかけての痛み。。幸いにも土日ゆっくり休んだらすぐに回復したのですが、おそらく98%の確率で、極寒のオフィスが原因でしょう。

何か腹立つ!何でしょう、この悔しい思いは。
まぁ、マネージャーが労りの気持ちのこもった優しいメールを返してくれたので、少し気が紛れましたが。別に本当にそう思ってなくても、言葉にしてくれると、やっぱり嬉しいですよね。

そうしてオフィスの冷房騒ぎは収束したかと思いきや…

月曜日、キッチンで同僚と話をしていたら、なんと今度は隣の部署の部屋が極寒の地と化していると言うではありませんか。可哀そうに。。また別の犠牲者が出る事でしょう。

自宅からリモートで働いているメンバーをこれほど羨んだことはありません。
そんな、激動の一週間でした。早くちゃんと直りますように。。

さて、今週も頑張りましょう。

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