アメリカのテレビ番組が苦手な理由 (その2)

前回、アメリカのテレビ番組はあまり見ないという話をしていましたが、その後で、そもそも何でなんだろうなぁ~と考えていました。

長すぎるドラマは苦手な理由の一部に違いない。

が、それだけなのかしら?

いいえ、そんな事はありません。
あまり日本のテレビ番組ではメジャーではないけど(少しはありますが)、アメリカでそれはもう絶大な人気を誇るジャンルがあるんです。

それは、いわゆる「リアリティ番組」というやつ。

リアリティ番組にも色々な種類があります。
セレブの生活をダラダラと追いかけたものから、オーディションもの、賞金をかけたゲーム/クイズ系、男と女の駆け引き系、サバイバル系や料理対決ものなど、もはや何でもありのジャンルです。

私、このリアリティ番組というのが、とっっっっっても苦手。
特にセレブの生活系と男と女の駆け引き系。

でもアメリカ人にはもちろん、日本人にも実は人気があるらしいので、私のような人は少数派なのかも。。

どうしても、リアルに見えないんですよねぇ。。もちろん、演出とか話の流れ的な脚本はあると思いますが、それをあくまでもリアリティな番組として成立させてしまっているところが、もう、何だか、、見ていて疲れてしまいます。

大学時代、仲の良かった日本人の子たちは、当時流行っていたリアリティ番組にハマって、アメリカ人のフランクな話し言葉をすごい勢いでマスターしていました。

アメリカ人のイケイケな学生たちも同じリアリティ番組を見ている訳ですから、共通の話題にもなって、友達も自然と増えていきます。

そしてそれを私は横目で見ながら、羨ましく思っていた記憶があります。

言語を身につけるためには、ただ言葉を勉強するだけでは役に立たないこともありますよね。
その土地の生活や文化を理解して初めて、彼らが何を言っているのか理解できる事も結構あると思うんです。

時事的な問題はもちろん、音楽、スポーツ、本に映画など、現地で馴染みのある文化を知っていて損はしないのはこういう所にもあるのかな、と。

何の話でしたっけ?そうそう、テレビね。

そんなこんなで、やはりアメリカのテレビは苦手なものが多いです。
長すぎない、脚本の良いドラマは好きですけどね。
映画はもっと好きです。

残念ながら音楽には興味ありまへん。
オシャレにも興味なければ、毎日仕事ばかりで趣味もありまへん。

でも、心のどこかでLAのキラキラ生活に憧れている自分も、嫌いではないのです。

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